上司は何の為にいるのか?
- Kyコンサルタント
- 2017年9月6日
- 読了時間: 3分
上司は何の為にいるのか?
勿論、責任を取る為にいる! と言う人もいるだろう。
これも決してハズレではない。
実際に責任を取るのは上司だからだ!
ではここで考えてみよう、上司は何の為にいるのか?
それは「その部署」「その課」その「プロジェクト」を進めて行く上で、その内容を一番理解し、その事業を進める上で一番業務が出来る人物だからだ!
その為、その業務(プロジェクト)を行う上で、進め方・やり方・手順・対応など、様々な事柄に対し上司は部下に指示し業務を進めていく。
当然部下は自分の知らないことを教えられたり、業務を進めていく上で学び、尊敬してくる。しない人もいますが。自ずと自分よりこの人は仕事が出来る人だと気がつく。
そうすれば「あの人のようになりたい」「あの人の言うことを聞いていれば仕事が進む」「うまくいく」となる訳ですが、そう現実は甘くない。
現実は、大した仕事も出来ないくせに「威張りくさって何もしない」文句は人一倍言うし、仕事の事で聞いても「そんなの自分で調べろ」なんて言ってくる。
調べても分からないから聞いてるし、調べる時間ももったいないから聞いていることも理解しない。
この様になっては生産性は最悪で、業務の成績は下がりっぱなし!
こうなると会社に無駄な人件費がのしかかってくる。
会社や企業にとって一番の経費は人件費である!
ですから、生産性を重視する企業は今やロボットや機械の時代となり、人件費を抑えて設備投資に「力」を入れる。
ロボットや機械は生産性を一定に保ち「愚痴も言わない」「文句も言わない」まさに最高の社員となる。
しかし、全てが機械やロボットで出来るわけではない。人の手による人にしか出来ない仕事の方が現在においては、まだ多いのも事実である。IT化が進みAIが考えロボットが全てを行う日も未来においてはあるだろう。
しかし、今現在はまだ人の労力が主体である。
話しを戻そう。上司は何の為にいるのか?
これは、「その部署」「その課」その「プロジェクト」を進める上で、一番その業務が出来る人が上司であり、その業務を行う上で部下に仕事を教え、手順・やり方・考え方・対応を指示し、業務を遂行する為にいる!
よって、その業務を進める中で部下の失敗は上司の指導が足らなかったと言う事でもあるし、単なる部下の失敗やミスの場合もあろうが、責任は上司が取るのである。
だから、上司は部下に対し良き指導者であらねばならない。
しかし、今日の上司(管理者・管理職)は程度が低く問題が多い企業もある。
根本は管理職の育成にある。その上で一般社員の教育と指導があり、その相乗効果で業務の生産性は飛躍的に向上する。
では、また次の機会に。
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